2013年02月16日

イメージクラシック「疾走」その5

モーツァルト 交響曲第25番ト短調より第4楽章

この思いをどこにぶつけたらよいのだろうか

 モーツァルト交響曲第25番ト短調は、その第1楽章が映画『アマデウス』のオープニングテーマとして使われ、大変に有名な曲であると同時に、18歳の青年が作曲した、それまで書いていた作品とは全くレベルの異なる突然変異のような記念すべき作品です。有名な第1楽章もいいですが、それ以上に張り詰めた緊張感とスピード感があるのが最終楽章です。

 うつろで悲劇的な主題と緊張感を高める激しいシンコペーションは、まるで悲しみや悔しさをどこにぶつけていいかわからず疾走しているかのような印象を与えます。モーツァルトの個人的な気分が反映されている、あるいはそれとは関係ないなど、この曲をめぐって様々な言及がなされていますが、客観的に見てもその内容の濃さは歴然としています。



posted by やっちゃばの士 at 10:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 疾走 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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