2013年01月18日

イメージクラシック「鳥のさえずり」その2

ハイドン 弦楽四重奏曲第39番ハ長調『鳥』より第1楽章

 ハイドンの作品の中には、「鳥」に関係するニックネームがついた曲がいくつか存在します。交響曲第83番『めんどり』、弦楽四重奏曲第67番『ひばり』、そして弦楽四重奏曲第39番『鳥』です。この中で最も鳥のさえずりをイメージさせてくれる曲が、この弦楽四重奏曲です。鳥のさえずりを思い出させるヴァイオリンの二重奏がとても印象的で、曲のいたるところに顔を出します。

 この弦楽四重奏曲は「全く新しい特別な方法でされた」とハイドン自ら述べた6曲の弦楽四重奏曲からなる「ロシア四重奏曲」の中の一曲で、この『鳥』以外の曲も、とてもユニークで存在感があります。特にそれまでのハイドンの曲に見られなかったユーモアのような遊び心に満ちた仕掛けが見られるのが特徴です。この四重奏曲集は、モーツァルトに深い感銘を与え、モーツァルトの最高傑作のひとつ「ハイドン四重奏曲」を書かせるきっかけとなりました。『鳥』四重奏曲はハ長調ですが、モーツァルトのハイドンセットの中で同じハ長調で書かれた『不協和音』のニックネームで親しまれる弦楽四重奏曲第19番を聴くと、この2曲はちょっと似た雰囲気を持っているなと感じます。



ラベル:ハイドン
posted by やっちゃばの士 at 23:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥のさえずり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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