2012年11月24日

イメージクラシック「月」その7

ベートーヴェン ピアノソナタ第14番嬰ハ短調『月光』より第1楽章

スイスのルツェルン湖の月夜
さざ波に揺らぐ小舟のようである(R・レルシュターブ)

 先日娘の参加したピアノの発表会でベートーヴェン月光ソナタが弾かれていました。生徒さんが弾いているので、途中立ち止まりそうになるくらいゆっくりだったのですが、そのおかげで、僕はベートーヴェンは何を思いながら、このようなアダージョの第1楽章を書いたのだろうかと考えてしまいました。

 この『月光』というタイトルは、ベートーヴェン自身がつけたものでなく、この曲を聴いたドイツの詩人R・レルシュターブが述べた感想が由来になっていることは有名です。このタイトルがなかったなら、月光をイメージするだろうか、ベートーヴェンは全く別の物を想像しながらこの曲を書いたのだろうかと、いつも考えさせられます。そんなこともあって、僕はイメージクラシック「月」のカテゴリーにこの曲を入れることをためらってきました。

 小学校の時、月光ソナタとして、この曲を初めて聴きました。その時僕の頭には、月夜に照らされた夜の湖面が浮かんでいました。それ以来、月光のイメージとこのソナタは切り外すことができなくなってしまいました。それはともかく、このタイトルがずっと定着しているということは、この月光のイメージが的を得た表現であることを物語っています。



posted by やっちゃばの士 at 23:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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