2012年08月09日

イメージクラシック「夜」その8

レスピーギ 交響詩『ローマの祭』より「十月祭」

祭りの後の静かな広場に
白い月の光がしんしんと降り注ぐ

 毎夜のようにどこかで夏祭が行われるシーズンになりました。祭りの後に残された会場は静まり返っていて、切なさと希望とが混じり合った独特の余韻を残してくれるものです。

 レスピーギ交響詩『ローマの祭』の「十月祭」の後半部分、祭りが終わって夜が更けていき、切なく甘いヴァイオリンのソロと、遠くから聞えて来るマンドリンの響きが、闇の中でささやく恋人たちのロマンティックな想いを表します。夏祭が終わった後の雰囲気にぴったりな曲だと思います。「十月祭」とは収穫祭のことですが、音楽を聴く限り、標題の季節を感じさせません。

 レスピーギはリムスキー=コルサコフの弟子で、二人ともきらびやかなオーケストレーションが持ち味とあってか、夏になると聴きたくなる作曲家です。

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ゴッホ「星の多い夜」





posted by やっちゃばの士 at 23:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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