2012年07月27日

イメージクラシック「夕暮れ」その8

ワーグナー 歌劇『タンホイザー』より第3幕の導入曲

夕闇はちっとも後悔を覆いはしない

 夏の暑い夕暮れは、独特の静けさと孤独さを持っているように思います。遠くで花火が上がり、都心のにぎわいはますます増していこうというのに、僕の座っているベンチのある公園はなんと静かなことだろう。かすかな希望の灯がじりじりと燃えている。

 ワーグナータンホイザーの第3幕への導入曲は、夕暮れ時の静けさと孤独感に満ちた音楽です。罪を犯したタンホイザーはローマ法王の許しを得るためにローマに巡礼の旅に出ますが、エリーザベトは許しを得て帰ってくるタンホイザーを祈りながらずっと待っているといった情景です。罪が許される可能性が低いことが、音楽の孤独さと静けさに強く現れています。

ラベル:ワーグナー
posted by やっちゃばの士 at 23:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 夕暮れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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