2012年06月24日

イメージクラシック「祭り」その4

マーラー 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』より第5楽章

長い夜を抜けると
明るくまぶしい祭りが広がる
夜が明けたわけではない
祭りを存分楽しもう

 マーラー交響曲第7番『夜の歌』の第5楽章は、それまでの夜の雰囲気の楽章から一転、明るくにぎやかな音楽になります。夜が明けて朝が来たようにも感じますが、最後に第1楽章の夜をイメージする主題が出て来るので、まだ夜が明けたわけではないことが分かります。僕は、大学1年生の時この曲と出会って以来、夏になると毎年この曲を聴いていますが、この第5楽章の音楽を、まるで夜の祭りの光景のように感じています。

 僕はこの交響曲第7番と第3番は、マーラーの交響曲の中でもとりわけ自然を感じさせる曲だと思っています。彼の世界観(自然観)陽的に表れたのが第3番、陰的に表れたのが第7番です。特に両交響曲の第1楽章冒頭のホルンの主題は、このことを物語っています。どちらも短調ですが、第3番が夜明けを告げるような音楽であるのに対し、第7番の方は闇の世界に入っていくような音楽です。いずれの曲も夏に聴きたいクラシックです。

posted by やっちゃばの士 at 23:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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