2012年04月11日

イメージクラシック「夕暮れ」その6

ベルリオーズ 交響曲『イタリアのハロルド』より第2楽章「夕べの祈りを歌う巡礼の行進」

眠りを誘う春の夕べ
眠りを起こす肌寒い風

 ぽかぽかとした陽気は夕方になっても続き、桜の匂いとともにいつの間にかうとうととしていましたが、冷たい風が忍び寄ってきて僕を起こそうとします。ちょっと寒いけど目を覚ましたくない、心地よさいつまでも浸りながらずっとそのままうつ伏せていたいという気持ちと共に、このままの状態でいるとよくないという不安な気持ちがますます僕を動けなくします。

 ベルリオーズ交響曲『イタリアのハロルド』は、イギリスの詩人バイロンの詩『チャイルド・ハロルドの巡礼』の場面を音楽化したもので、独奏ヴィオラの物憂げで甘い響きが印象的です。特に第2楽章「夕べの祈りを歌う巡礼の行進」はヴィオラのアルペジオとホルンとハープが独特の心地よい音楽に酔わせてくれます。

ホルンは春の夕べの眠気を誘い
弦とハープが不気味な響きで不安を煽る

『幻想交響曲』ほど演奏される機会はありませんが、『幻想交響曲』に劣らず、ベルリオーズの魔術のようなオーケストレーションを堪能できる曲だと思います。

ラベル:ベルリオーズ
posted by やっちゃばの士 at 20:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 夕暮れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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