2012年04月15日

イメージクラシック「月」その6

ブラームス ピアノ協奏曲第2番変ロ長調より第2楽章

菜の花や月は東に日は西に(与謝蕪村)

 青鋼色の空と海。波の荒々しい音が鳴る浜辺に揺れる鮮やかな黄色い菜の花。岬の方を見ればオレンジ色の月がゆっくりと昇ってくる。西の空は燃え残った炭のように、光を失った雲はかすかにその端をピンク色に染める。

 まだ4月の夕べ、瀬戸内海の浜辺の風はまだ冷たく、上着なしで散策に出かけた僕は肩をすぼめてしまいました。美しい景色が目の前に広がっているのだけど、美しさと一体になれない厳しさを感じながら、心は緊張するのでした。

 ブラームスピアノ協奏曲第2番の第2楽章スケルツォは、南国のロマンティックな夜を思わせる情熱的な音楽です。穏やかな響きのこのピアノ協奏曲に中にあって、ちょっと異質な感じがする独特の響きを持っています。月夜の海辺の荒れる波音と共に聴きたい曲です。



ラベル:ブラームス
posted by やっちゃばの士 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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