2012年02月08日

キーワードクラシック「卒業」その5

チャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調より第4楽章

 もうすぐ卒業の季節です。卒業式でかけるにはちょっと派手でヘビーですが、僕の頭の中で卒業のイメージにぴったりくるのが、チャイコフスキー交響曲第5番の終楽章です。

回想とお祭り気分の卒業式

といったところでしょうか。この終楽章は、序奏―主部―コーダで構成され、序奏では、第1楽章で登場しその後の楽章でも度々顔を出す「運命の主題」といわれる暗い主題が、長調で明るく伸びやかに歌われます。苦難の数々を乗り越えたあとの充実感が伝わってきます。この部分は「卒業式」でも使えると思います。

 その後激しい主部に入っていきます。この主部のリズムはとても印象的で、
 
イタリアのサルタレロとブラジルのサンバ

を足したようなお祭り的な音楽です。まるでそれまでの思い出が、ものすごいスピードでスクリーン上に走馬灯のように早送り再生されていく感じでしょうか。曲の情緒はチャイコフスキーらしく抒情性に富んでいます。僕がこの曲に対して回想的だと思うのはこの抒情性に原因があると思われます。

 コーダでは序奏の「勝利した運命の主題」が高らかに歌われ感動的に曲を締めくくります。やはり「卒業」で聴きたい名曲です。


posted by やっちゃばの士 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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