2012年01月15日

イメージクラシック「朝」その9

ショスタコーヴィチ 交響曲第7番ハ長調『レニングラード』より第1楽章

 明るい朝の旧江戸川の岸辺を散歩していると、舞浜大橋を通る車や電車のごおっとした音が聞こえてきます。生き生きとした都市の生活。一方岸辺では小鳥が歌い、冷たい川面には白いマンションの映像が映っています。毎日同じように平和な朝が過ぎていきます。

ショスタコーヴィッチ交響曲第7番の第1楽章の冒頭は都市の朝の平和な風景を描いています。

力強い第1主題「生命の主題」
平和な第2主題「平和な生活の主題」

はまるで絵に描いたような平和な都市の生活をイメージさせます。あまりにもプロパガンダの絵のような感じなので、かえって非現実的に感じてしまうところがあるのが印象的です。平和な朝の生活は、やがて軍隊の足音によって壊されていきます。

 僕がこの交響曲と出会ったのが、ちょうど高校3年生の今頃、ちょうどセンター試験が行われる直前でした。センター試験の朝、高校から旭川を渡り岡山大学のキャンパスに向かう途中、僕の頭の中では戦いの前のこの平和な朝の主題が鳴り響いていました。やがて来る戦いの時間を想像しながら。


posted by やっちゃばの士 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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