2011年12月16日

イメージクラシック「クリスマス」その2

チャイコフスキー バレエ『くるみ割り人形』より第1幕第2曲「行進曲」

 「パパ、クリスマスツリー子供部屋に飾ったよ」

 夜帰宅すると、ベッドで寝ていた長女が部屋から出てきて、僕に告げました。我が家のクリスマスの飾りつけは、もっと前に済んでいましたが、クリスマスツリーはリビングにずっと置いてありました。やはり、子供たちにとっては、暗闇の中できらきらと光るイルミネーションを傍に見ながら眠りに就くことこそが、クリスマスへの期待感を強くすることなんだということを改めて感じました。

 クリスマスツリーの周りをぐるぐる踊りながら回る子供たち

の情景が、バレエ『くるみ割り人形』の第1幕の有名な行進曲とともに浮かびました。コルネットのメルヘン的な響きで始まる行進曲は、ついこの間バレエの発表会で長女が躍ったばかりです。この行進曲は娘たちの間で大人気、カーステレオでこの部分になると、小さく狭い車の中で飛び跳ねながら踊りだすといった始末です。

 この小さな行進曲は、有名なので様々な編曲がなされていますが、やはり原曲が一番だと思います。チャイコフスキーの魅力がいっぱい詰まっているからです。くるみ割り人形はチャイコフスキー3大バレエの最後の作品で、作曲時期は悲愴交響曲と重なっています。そのため、彼の作曲技法の集大成として、この小さな曲にも彼の音楽の魅力がお菓子袋のようにいっぱい詰まっています。

コルネットのメルヘン的な響き
低弦の印象的なピッチカート
憂いを含んだ中間部の旋律

 ちなみに、この行進曲は第1幕「クリスマスパーティー」の第2曲なので、バレエ全曲の最初の方に登場しますが、演奏会用組曲では「金平糖の踊り」「葦笛の踊り」「花のワルツ」といった曲と一緒に演奏されるので、バレエでも第2幕「お菓子の国」の中の一部として登場するという印象が強くあります。先回のバレエの発表会もそうでした。全曲のCDを車の中で流していると、この行進曲の前にも後にも、なかなか発表会で登場した踊りの曲が出てこないので、娘たちは不満のようです。

posted by やっちゃばの士 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | クリスマス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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