2011年11月24日

イメージクラシック「風」その8

ドヴォルザーク 交響曲第4番ニ短調より第1楽章

冷たい風が少ない葉っぱの付いた木々を揺らす季節になりました。ざわざわという葉っぱの揺れる音を聴きながら、僕はバルコニーで寒さを忘れてコーヒーを飲んでいました。来るべきイベントのため、期待感が寒さを忘れさせてくれます。期待感は夜になるとイルミネーションとして外界に姿を表します。

風の作曲家ドヴォルザーク

僕は、チェコの偉大な音楽家ドヴォルザークの作品を、この時期になると聴くことが多くなります。晩秋から冬の始まりにかけての風の音を彼の音楽の中に聴くからです。昨年は交響曲第7番を「風」で取り上げましたが、今回は交響曲第4番の第1楽章です。

風のざわめきのような不安定なトレモロに乗って、風の襲来を告げるかのような音型が表れオスティナート風に展開していきます。僕はこの音型を

風を呼ぶ声

と名付けています。この風の呼ぶ声に乗って、力強い第1主題と、ドヴォルザーク得意の故郷を懐かしむような美しい第2主題がテンポよく進んでいきます。

 ドヴォルザークは機関車好きとして大変有名です。この曲もそうですが、彼の音楽の大きな特徴である風のように流れのいいテンポとリズムは機関車の車輪のリズムと加速に重なるところがあるように思います。


posted by やっちゃばの士 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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