2011年10月22日

イメージクラシック「田園」その1

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調より第1楽章

今故郷に帰るとしたら、稲刈りを終え田んぼと紅葉した山が迎えてくれるでしょう。そして青い空。青い空に広がるプロペラ機の音、西の空へ伸びる白い飛行機雲。子供のころ学校の教室からぼんやりと眺めていたものです。下校時の田圃道は稲の切り株のにおいに満ちていました。

田園の郷愁に満ちたヴァイオリン

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の第1楽章。ロシアの香りに満ちたその音楽を聴くと、故郷の田園風景が広がります。と同時に何か懐かしい気分がこみ上げてきます。おそらく作曲者も故郷を懐かしんでこの曲を作曲したのではないかと思われます。彼はこの協奏曲と並行して『なつかしい土地の思い出』というピアノとヴァイオリンの曲を作曲しています。

チャイコフスキーはウラル山脈の田舎に生まれ、10歳で大都会サントペテルブルグに出て行きました。彼の作品には、子供のころの思い出を懐かしむ感傷的なものが多く、この曲もその一つです。第2主題とそれに絡むクラリネットの旋律等はまさに郷愁を誘ってやまないものですが、全体的に田園的な明るさに満ちているのがこの曲の印象を非常にさわやかにしています。


posted by やっちゃばの士 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 田園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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