2011年06月01日

イメージクラシック「風」その3

ドビュッシー 前奏曲第1巻より第7曲『西風が見たもの』

 5月の終わりというのに寒い風が吹きつける1日でした。急に寒い日に会うと驚きとともに、自然のメカニズムの妙というものを感じます。この寒い風がこれからずっと吹くのではないかという不安と季節外れの寒さを楽しむ気持が入り混じった1日でした。

自然の強い風の動きを連想させてくれるのが、ドビュッシーのピアノ曲『西風が見たもの』です。ここには、情緒や強風にあおられる人の思いなどはなく、ただ強風の物理的な動きが描かれています。そうかといって、無機質な音の動きだけがあるわけではなく、それとない音階は存在しています。まるで自分自身が強風の空間の中で揺れているような気持ちになります。音がイメージ(映像)になって語りかけてくるからでしょうか。

ラベル:ドビュッシー
posted by やっちゃばの士 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。