2011年05月11日

イメージクラシック「雨」その8

フォーレ ヴァイオリンソナタ第1番イ長調より第4楽章

しっとりとしたピアノの響き
幽玄夢幻の抒情
繊細な無数の線にちりばめられていく音


を連想させるフォーレの音楽は、新緑の街に降りかかる雨の抒情によくマッチします。

激しく降る雨
しとしとと降る雨
ぱらぱらと降る雨

 
 既に「激しく降る雨」っをイメージさせる音楽として、フォーレチェロソナタ第2番のエレジーを挙げていますが、今回は「しとしとと降る雨を窓から眺めて過ごす午後」にぴったりくる曲としてヴァイオリンソナタ第1番第4楽章を挙げたいと思います。

 ヴァイオリンソナタ第1番は、先回の記事で取り上げたように素晴らしい第1楽章を持つ名曲ですが、その他の楽章も非常にフォーレ的な独創性に満ち溢れた傑作です。第4楽章の冒頭に表れるシャンソンを彷彿とさせる抒情的な旋律は、雨の日に窓辺で外を眺めながら何気なく歌いだしたくなるような雰囲気を持っています。この雰囲気というのは、童謡にある「雨雨降れ降れ母さんが・・・」という子どもが雨の日に感じるわくわく感に通じるものがあるように思います。

ラベル:フォーレ
posted by やっちゃばの士 at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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