2011年01月27日

イメージクラシック「海」その3

シベリウス 交響曲第1番ホ短調より第2楽章

冬景色、特に冬の海に一番似つかわしいのはフィンランドの大作曲家シベリウスのオーケストラ作品ではないでしょうか。フィンランドは「森と湖の国」とも言われますが、シベリウスの音楽を聴いていると、作曲者が意図したかどうかは別として、北国の自然の風景が浮かんできます。

 僕がシベリウスのオーケストラ作品に特に感じる自然のキーワードとして「」「太陽」「」の3つがあります。なかでも「海」は「静寂な海」や「波打つ海」「激しい海」など多様性に富んでいます。シベリウス交響曲第1番も「打ち寄せる冷たい波と空気」を感じさせてくれる曲のひとつです。

 この交響曲はシベリウスの7つの交響曲の中でも特に自然の風景をイメージさせてくれる作品で、どの楽章も「冬の冷たさ」と「春のかすかな予感」が入っています。どの楽章も聴きごたえがありますが、僕が大好きなのが第2楽章アンダンテです。3部形式の第1部で演奏される静かな主題は

夜想曲」か「子守歌

のように神秘性慈愛性に満ちています。

 深夜眠りに就いた僕は、大気に乗ってやってくる夜の海を静かに航行する船の音を聴く。きっと夜の海では静かに航行する船たちのオレンジや赤、黄色などの灯りが美しく点滅しているのだろう。

ラベル:シベリウス
posted by やっちゃばの士 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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