2010年12月16日

イメージクラシック「クリスマス」その1

ハイドン交響曲第26番ニ短調「ラメンタチオーネ」

 街に出かけると、あちらこちらにクリスマスのイルミネーションが楽しそうに点滅しています。サンタクロース、クリスマスツリーに子供たちは大喜びです。楽しさばかりが目立つクリスマスですが、その本来の意味はキリスト教と切っても切れない関係があります。より感動的なクリスマスを味わうためには起源を知った方がいいのではないかと僕は思います。

キリスト教とクリスマスというと、やはり美しい讃美歌です。僕が小さい頃はよく「きよしこの夜」を歌ったものでした。僕の子供たちが「きよしこの夜」を歌っているのを、僕はまだ見たことがありません。最近の幼稚園では歌わないのでしょうか。

さて、クリスマスにちなんだクラシックですが、僕は美しい讃美歌を用いた曲を第一に上げたいと思います。ハイドン交響曲第26番二短調「ラメンタチオーネ」。3楽章の小さな交響曲ですが、第1楽章と第2楽章にグレゴリオ聖歌の旋律が用いられていて、とても印象深い作品です。

第1楽章アレグロ シンコペーションを伴った悲劇的な第1主題に始まります。このまま悲劇的な展開と思いきや、救いの時を告げるようなホルンの柔和な響きで、グレゴリア聖歌の第2主題が登場します。このホルンの出だしの部分は、感動的でとても印象深く、何度聴いても気持ちがよい音楽です。

第2楽章アダージョ 聖夜に聴きたい音楽です。我が子はすやすやと眠り、窓辺から外を見れば雪がしんしんと降っているといった情景を彷彿とさせる音楽です。哀歌(ラメンタチオーネ)という聖歌がオーケストラによってゆっくりと演奏され、この聖歌の旋律の美しさとともに、ハイドンのオーケストレーションの見事さが伝わってきます。特にホルンの使い方が印象的で、やさしさ、柔和、平和、安堵といった気持ちを与えてくれます。

ラベル:ハイドン
posted by やっちゃばの士 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | クリスマス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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