2010年04月21日

イメージクラシック「春の室内楽」@

モーツァルト 弦楽四重奏曲第14番ト長調(ハイドンセット第1番)

 春らしさを感じさせてくれる音楽と言えば、オーケストラ、ピアノの作品もありますが、やはり弦楽器を含む室内楽が一番だと思います。弦楽器の温かい音色が春の陽気にマッチするので、春になると室内楽が聴きたくなります。春らしさを感じさせる室内楽曲を取り上げてみました。

 モーツァルトの弦楽四重奏曲第14番は、明るく新鮮な響きを持っていることから『』というニックネームがついています。ハイドンセット6曲の中では、もっとも若々しい印象を与えます。これは、楽想自体の若々しさとともに、この曲がハイドンセットの記念すべき最初の作品であることに原因があるようです。

 モーツァルトとしては異例の時間をかけて心血を注いで作曲したのが6曲のハイドンセットでした。ハイドンセットの由来は、弦楽四重奏曲のスタイルを確立し、「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれるハイドンの作品のすばらしさに心を打たれたモーツァルトが、6曲の弦楽四重奏曲を作曲し、ハイドンに献呈したことに始まります。

 モーツァルトが心血を注いだだけあって、どの楽章も大変内容の濃い音楽となっていますが、僕が特に好きなのが最終楽章です。モーツァルトらしい非常に切れのいい音楽で、まるで春の野を白馬に乗って駆けていくような気分になります。

posted by やっちゃばの士 at 12:11| Comment(0) | 春の室内楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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