2010年03月06日

イメージクラシック「雨」@

ショパン 『24の前奏曲』より第15番『雨だれ』


 3月に入って雨の日が多くなりました。この時期の雨は真冬の雨と違って、温かみがあります。たくさん降った雨が大地の生き物たちのエネルギーになると考えると何だかワクワクしてきます。

 さて、春の雨が似合う曲と言えば、ショパンの『雨だれ』前奏曲です。ここで感じ取ることのできるのは、激しい雨でも冷たい雨でもなく、ひっそりと降り続ける雨の情景です。


雨に対する可憐な気持ちと
暮れていく雨の中での孤独


が伝わってきます。


夕べの薄暗い軒下に咲いている白い水仙


春は一歩ずつ近づいています。


「水仙のように雨の力をもらって成長しているだろうか」

誰にも知られない美しい水仙のように誰にもわかってもらえないだろうか」


感受性の豊かな人ならば、春の音が近づくと「自分はどうだろうか」と上記のようなことを考えたことが一度はあるのではないでしょうか。ショパンも雨音を聴きながら、自分を見つめていたのだろうと、この短い曲の中間部のほの暗い音楽を聴きながらいつも思います。

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posted by やっちゃばの士 at 17:27| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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