2012年06月17日

イメージクラシック「祭り」その3

ストラヴィンスキー バレエ『ペトルーシュカ』

 僕の住む浦安市では四年に一度の大祭である三社祭が行われ、多くの出店でにぎわいました。夜になってもにぎわいは消えず、提灯と出店の暖色系のライトが祭りの夜を美しく彩ります。

 出店にあるおもちゃを見ると、僕はストラヴィンスキー『ペトルーシュカ』の音楽を想像します。ペトルーシュカの舞台は謝肉祭の市場、活気あふれる市場の中のある芝居小屋で、魔術師によって魂を吹き込まれた人形たちがシニカルな踊りを繰り広げるバレエです。

 バレエのストーリーは結構残酷なものなのですが、ストラヴィンスキーのオーケストラは、とても色彩感豊かで、まるで夜店や提灯の鮮やかな電灯の光を見るようです。そして、出店では生き生きとしたおもちゃも、買って持って帰ると魂を失ったようにつまらないものに見えてくるのが現実だと思うと、ペトルーシュカのストーリーは祭りの本質をついているようにも思えてきます。

posted by やっちゃばの士 at 23:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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