2012年02月13日

イメージクラシック「海」その8

ヴォーン・ウィリアムズ 『海の交響曲』より第1楽章

見よ、海そのものを、
そして、その果てしなくうねる胸に、あの船たちを。
見よ、白い帆が風をはらんで、緑と青の海に点々と浮いているのを
見よ、汽船が港から出たり入ったりして、往きかうさまを
見よ、長い旗のような長い煙が、暗くたなびいているさまを。
見よ、海そのものを
また、その果てしなくうねる胸に、あの船たちを
(ウォルト・ホイットマン 三浦淳史訳)

 40歳の誕生日を迎えた今日、僕は新しく開通した東京ゲートブリッジを通って出勤しました。富士山の裾野のような緩やかなスロープを上っていく時のワクワク感は格別なものがありました。橋の頂点からは、東京湾を行きかう船と青空に舞い上がる飛行機が見え、僕の車と船と飛行機がクロスするような何とも言えない気持ちよさを感じました。

新たな出発

 20世紀のイギリスの作曲家ヴォーン・ウィリアムズ海の交響曲の冒頭のファンファーレと、それに続く大パノラマのような合唱、砕け散る波のような音の余韻が同時に響いてきました。

 ヴォーン・ウィリアムズは9曲の交響曲を作曲しましたが、最初の交響曲を声楽入りのオラトリオのような交響曲としました。一見交響曲のようには見えないのですが、4つの楽章の枠の中にきちっと納められています。時々民謡風の親しみやすい音楽も顔を出し、イギリスの作曲家ならではの魅力にあふれています。


posted by やっちゃばの士 at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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